もり。

ども。
よたろうです。


南の方じゃ大雨だってぇのに、こっちの梅雨空はどこへ行ってしまったんでしょうか。
まぁ、天気がいいに越したこたぁねぇんですがね、やっぱそれなりに降ってそれなりに暑くなるってぇのが物事の道理ってもんぢゃねぇかと愚考する次第でありんす。

皆さんご存知のこととは思いますが、この探鳥会ははずせない、ってのがいくつかありまして。
本日はその一つ、北信某所にてトリ行われる探鳥会に参加してめぇりやした。

……うん、具体的な地名は伏せてしまいましたが。

調べりゃ分かっちまうんで、伏せてもしょーがないですがね。（＾＾；ゞ


それはさておき、鳥がやや少なかったのが残念でしたが、花の方は素晴らしかったとです。
例年よりちょっと咲き進んでるかな、という感じ（ハクサンチドリ、オオバノタチツボスミレ、ギンリョウソウは終り）でしたが、いつものショウキランなどはバッチリ。トキソウなんかも数年ぶりに見てしまいましたし。思いがけずクモキリソウが咲いてたり、オオバノヨツバムグラがいい感じだったり。
タテヤマリンドウは小さな星を湿原にばらまいたようだったし。ニッコウキスゲもぼちぼち咲き始めてたし。

高原全体が命で溢れかえってるような。

いい一日でした。（＾＾）ｖ


＜ショウキラン＞
なんだつってもあーた、ランですよ、ラン。プログラムの実行開始命令ではありません。葉っぱも葉緑素もないくせに格好はしっかりとランです。
閑話休題。自分で栄養を作ることができないので、土から栄養を吸い上げて生きていくほかないわけで、栄養豊富な土壌をはぐくんできた深い森でないと生きていけない花なのです。

＜オオバノヨツバムグラ＞
実に地味ぃな花ですが、なぜか心惹かれてしまいます。

＜タニギキョウ＞
ちっちゃくってもちゃんと「キキョウ」です。雌しべの形なんか、そのまんまですね。

＜トキソウ＞
ここで見るのは何年振りでしょうか。あまりに見なかったので、ここのトキソウは絶滅してしまったものと思っておりやした。（＾＾；ゞ
淡い色合いがまた楚々っとしてて、いいですね。

＜クモキリソウ＞
これも久しぶりに見ました。この仲間は独特の形が面白いですね。
それが災いして盗掘の浮き目に遭ってしまうわけなんですが。

＜ベニモンツノカメムシ＞
なぜか駐車場のアスファルトで黄昏てやがりました。（笑）

＜キスジトラカミキリ＞
サワフタギの花に来てました。やけにじっとしてるな、と思ったら、取り込み中でした。（＾＾；ゞ
＜７月９日訂正：シロトラカミキリ＞


で、２次会。

＜アオバズク＞
本貫の地がえげれすというＭＮさんのリクエストにお答えして、某所－Ａのアオバズクを見に行って来ました。
「Oh! Big eyes! おっきい眼ね～！」と、大変お喜びいただき、案内させていただいた当方としても嬉しいこと、この上ありません。（＾＾）


森が元気をくれる、ってぇのは真実ですな。
命の満ち溢れた森は、その存在自体が生命力そのものなんですね。

こんな素晴らしい森が存在することに、感謝。


なにいってんだか分からなくなってきたので、寝るべ。（＾＾；ゞ