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いやはや。
早速まつがってますた。
記念すべき?200本目のエントリーだったのに。(^^;ゞ


誰かに突っ込まれる前に自分で訂正しておきやしょう。

キツツキ類は「キツツキ目キツツキ科」なので、「キツツキsp」です。「ケラsp」とは言いません。何を勘違いしてたんでしょうか。
お詫びのシルシにタダアカゲラでないオオアカゲラの画像なんかをアップしてお茶を濁しておきましょう。

<オオアカゲラ(在庫)>
ちなみに、「タダアカゲラ」というのは「只のアカゲラ」の略です。これも探鳥会なんかでは飛び交っている用語ですね。


で、「ケラ」の語源を調べていると結構面白いことが分かってきました。
どんな説があるのかと言うと……
1.アカゲラ、アオゲラの鳴き声説

これはおいらが一番有望視している説ですね。


2.ドラミングの音説

「タラララ……」というドラミング(キツツキの「さえずり」に相当する縄張り宣言手段)の音から転訛してケラとなった説。


3.虫けら説

虫けらをつついて食べることから、もともとは「けらつつき」と呼ばれていたものが「ケラ」になったという説。


4.寺つつき説

昔々、蘇我馬子と厩戸皇子(聖徳太子)に滅ぼされた物部守屋の霊が鳥に化け、のちに厩戸皇子が建立した四天王寺を損壊したという伝説から、「てらつつき」が転じて「ケラ」になったという説。
ネット上では3番の説を紹介しているサイトが多いようですが、面白いのは4番目。いかにも伝奇的な感じのする話ですが、あながち否定しきれないのですよ、これが。なぜかといえば、現在でもキツツキが建物に穴を開けてねぐらをとるという事件が頻発してるからなんです。森に囲まれたペンションや別荘のオーナーの中には、キツツキに穴を開けられたご経験をお持ちの方も多いはず。ペンション村のようなところを歩くと、壁に穴のあいた建物が多いのに気付きます。
これを防ぐ有効な手段はないのが現状のようですが、人工的にねぐら(巣箱のような形をした箱)を提供してやると被害が減るという話を聞いたことがあります。

ということで、キツツキの「ケラ」はなかなか奥が深いです。

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キツツキ
写真から“ウッドペッカー”を連想‥(笑)
思えばキツツキを初めて見たのは‥
寺ではなく‥‥神社の森の一角でした(^。^ゞ
ぴよっち 2007/10/17(Wed)20:09:36 編集
Re:キツツキ
ウッドペッカー、懐かしいですねぇ。あの笑い声がなんともいえませんでしたねぇ。
初めて見たキツツキはコゲラで、山登りをしてる途中でのことでした。
ってゆーか、このコゲラとの出会いが鳥見にはまるきっかけとなったのでしたが。
【2007/10/17 22:10】
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