落語のブログではありませんのであしからず。
14日前。
2週間前とも言いますが、11月14日っすね。
実は、鳥見人・野原よたろうの誕生日でありまして。
変なネタに紛れて書きそびれてましたが(^^;ゞ
2週間前とも言いますが、11月14日っすね。
実は、鳥見人・野原よたろうの誕生日でありまして。
変なネタに紛れて書きそびれてましたが(^^;ゞ
以前やっていた(現在更新停止中)サイトでは、自己紹介のページで少し触れていた記憶があるのですが、この際だからまた書いてしまおうかな、と。
更新ネタ考えるのも楽ぢゃないんですよ(笑)
まず、「誕生日」について。
web上で野原よたろうを名乗る「おいら」は、実際には43年前の正月に生まれてるんですけど。中年のオッサンの誕生日を公表しても面白くもなんともないですし、全然意味ないですしね。
で、web上の人格であるところの「野原よたろう」が誕生するまでの経緯やあれやこれやを振り返ってみようかと。
ご存知の方も多いとは思いますが。おいらと自然との関わりは10年ちょい前に遡ります。
当時、茨城県のつくば市に住んでまして。
ある日のこと、市内のとあるディスカウントショップが閉店セールをやってまして、興味本位で店を覘いてみたんですよ。
あちこち覘いてたら、あるものを発見してしまいました。
シグマのマクロレンズ(90mm/F2.8)だったんです。
それまで一応カメラもいじったりしてたんですが、旅先のスナップとかメモ代わりの写真とか、その程度しか撮ってなかったんですね。
それがいきなりマクロレンズなんか手に入れてしまったもんだから、まずはまり込んだのが、身近な花の写真でした。
いやもう、雑草だろうが園芸種だろうが、道端に生えているものは見境なく撮ってましたね。スミレに興味を持ち始めたのもこの頃でした。
社会人的に色々とあって、長野移住を決意したのもこの頃でした。
1996年6月28日、中野市に転入。市内の工場(こうば、と読んで下さい)に勤め始めました。
引っ越してきたばかりの頃は近所の温泉めぐりにはまってしまい、自然との関わりは非常に薄かったですね。
ところが翌年の春先に、出かけた先で見たカタクリに寝た子を起こされてしまいました。カメラを引っ張り出してきて、週末には山手をほっつき歩き始めたんです。
近所の山手をうろつくうちに、自然と山登りも始めてしまいました。
一番最初に登った山は、中野市のシンボル、「高社山」でした。
「野原よたろう」の半分がこうして形成されました。
最初は花の撮影のために始めた山登りだったんですが、ご多聞に漏れず、始終山に行ってたくなりまして。
運命の98年11月14日。
上田市にある独鈷山という山へ行ったんです。季節的に花なんかは全くありません。ただ単に山登りのために行ったわけですが。
そこで見てしまったんですよ。
最初、カラマツ林の上の方から「トントントン……」と音が聞こえていたんです。
ピースをくわえ、盛大に煙を吐き出しながら「ありはなんぢゃろ?」なんてぼーっと考えてました。
カラマツの木が風に揺れてます。
木と木がこすれても、こげな音は出んぢゃろ、と。
ひょいと見上げれば、上の方でナニやら動くものがいます。
灰色と言うか茶色と言うか。
地味な下地に白い斑点が散ってます。
時々小さな声で「ギー」とか言ってます。
今なら瞬時に「コゲラでござる」となるわけですが、その時は何を見ているのか全くわかりませんでした。
大体、キツツキなんてものが一般人の目に触れるようなところにいる訳がない、と思ってましたから。
キツツキと言うものは、人の入り込めないような深山でひっそりと暮らしているものと思ってたんです。マヂで。
その時見たものが非常に気になって、下山後、長野市内の某アウトドアショップで某野鳥図鑑を立ち読みして(^^;確認したんです。
「ありゃコゲラである」と。
その年の暮れには、ヨドバシで小さな双眼鏡をゲットしました。
こうしてよたろうの泥沼人生が始まったのでした(笑)
あれから8年も経ったんですねぇ。今ぢゃ首まで泥沼にどっぷりです(^^;ゞ
ライフリストはいつの間にやら230種。
珍鳥追っかけはほとんどやってないんで、まぁ、こんなもんでしょう。
いまだに思うんですが、茨城時代から鳥見をやっていれば今頃は300種ぐらいはいってたかも知れませんね。なにしろ、長野じゃシギ・チはほとんど見られませんからねぇ。
何年やってりゃ一人前、なんてのはない世界ですが、いつまでも初心者でいたいですね。
「なぜ?」と問いかける心が失われたとき、「野原よたろう」の存在も終わるときかもしれません。
まぁ、熱しやすく冷めやすいおいらのことですから、いつまでこの趣味を続けていられるかはナゾですが(^^;ゞ
更新ネタ考えるのも楽ぢゃないんですよ(笑)
まず、「誕生日」について。
web上で野原よたろうを名乗る「おいら」は、実際には43年前の正月に生まれてるんですけど。中年のオッサンの誕生日を公表しても面白くもなんともないですし、全然意味ないですしね。
で、web上の人格であるところの「野原よたろう」が誕生するまでの経緯やあれやこれやを振り返ってみようかと。
ご存知の方も多いとは思いますが。おいらと自然との関わりは10年ちょい前に遡ります。
当時、茨城県のつくば市に住んでまして。
ある日のこと、市内のとあるディスカウントショップが閉店セールをやってまして、興味本位で店を覘いてみたんですよ。
あちこち覘いてたら、あるものを発見してしまいました。
シグマのマクロレンズ(90mm/F2.8)だったんです。
それまで一応カメラもいじったりしてたんですが、旅先のスナップとかメモ代わりの写真とか、その程度しか撮ってなかったんですね。
それがいきなりマクロレンズなんか手に入れてしまったもんだから、まずはまり込んだのが、身近な花の写真でした。
いやもう、雑草だろうが園芸種だろうが、道端に生えているものは見境なく撮ってましたね。スミレに興味を持ち始めたのもこの頃でした。
社会人的に色々とあって、長野移住を決意したのもこの頃でした。
1996年6月28日、中野市に転入。市内の工場(こうば、と読んで下さい)に勤め始めました。
引っ越してきたばかりの頃は近所の温泉めぐりにはまってしまい、自然との関わりは非常に薄かったですね。
ところが翌年の春先に、出かけた先で見たカタクリに寝た子を起こされてしまいました。カメラを引っ張り出してきて、週末には山手をほっつき歩き始めたんです。
近所の山手をうろつくうちに、自然と山登りも始めてしまいました。
一番最初に登った山は、中野市のシンボル、「高社山」でした。
「野原よたろう」の半分がこうして形成されました。
最初は花の撮影のために始めた山登りだったんですが、ご多聞に漏れず、始終山に行ってたくなりまして。
運命の98年11月14日。
上田市にある独鈷山という山へ行ったんです。季節的に花なんかは全くありません。ただ単に山登りのために行ったわけですが。
そこで見てしまったんですよ。
最初、カラマツ林の上の方から「トントントン……」と音が聞こえていたんです。
ピースをくわえ、盛大に煙を吐き出しながら「ありはなんぢゃろ?」なんてぼーっと考えてました。
カラマツの木が風に揺れてます。
木と木がこすれても、こげな音は出んぢゃろ、と。
ひょいと見上げれば、上の方でナニやら動くものがいます。
灰色と言うか茶色と言うか。
地味な下地に白い斑点が散ってます。
時々小さな声で「ギー」とか言ってます。
今なら瞬時に「コゲラでござる」となるわけですが、その時は何を見ているのか全くわかりませんでした。
大体、キツツキなんてものが一般人の目に触れるようなところにいる訳がない、と思ってましたから。
キツツキと言うものは、人の入り込めないような深山でひっそりと暮らしているものと思ってたんです。マヂで。
その時見たものが非常に気になって、下山後、長野市内の某アウトドアショップで某野鳥図鑑を立ち読みして(^^;確認したんです。
「ありゃコゲラである」と。
その年の暮れには、ヨドバシで小さな双眼鏡をゲットしました。
こうしてよたろうの泥沼人生が始まったのでした(笑)
あれから8年も経ったんですねぇ。今ぢゃ首まで泥沼にどっぷりです(^^;ゞ
ライフリストはいつの間にやら230種。
珍鳥追っかけはほとんどやってないんで、まぁ、こんなもんでしょう。
いまだに思うんですが、茨城時代から鳥見をやっていれば今頃は300種ぐらいはいってたかも知れませんね。なにしろ、長野じゃシギ・チはほとんど見られませんからねぇ。
何年やってりゃ一人前、なんてのはない世界ですが、いつまでも初心者でいたいですね。
「なぜ?」と問いかける心が失われたとき、「野原よたろう」の存在も終わるときかもしれません。
まぁ、熱しやすく冷めやすいおいらのことですから、いつまでこの趣味を続けていられるかはナゾですが(^^;ゞ
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Re:無題
孫左先生、ありがとうございます。
過去のブログを見てると、大体同じ時期にはおんなじものを見に行ってますね(^^;
少しは趣向を変えて……なんて思うこともあるんですが、なぜか「今年は昨年と比べてどうなんだろうか?」という興味のほうが勝ってしまい、またおんなじものを見に行く羽目になってます。
進歩がないといえばそれまでなんですが。
少しずつ前進していこうかな、と思っちょります。
過去のブログを見てると、大体同じ時期にはおんなじものを見に行ってますね(^^;
少しは趣向を変えて……なんて思うこともあるんですが、なぜか「今年は昨年と比べてどうなんだろうか?」という興味のほうが勝ってしまい、またおんなじものを見に行く羽目になってます。
進歩がないといえばそれまでなんですが。
少しずつ前進していこうかな、と思っちょります。
おめでとう
よたようさん
そうなんだ~~○○回目のお誕生日オメデトウさんです。何時かラジオで耳にしたのですが誕生日は毎年お祝いするものだそうです。
まだ平均寿命の半分ですね羨ましいなあ~~。
よたろうさんのこれまでの形成されてきたいきさつ濃密でまだまだ先が永く
期待しております。
そうなんだ~~○○回目のお誕生日オメデトウさんです。何時かラジオで耳にしたのですが誕生日は毎年お祝いするものだそうです。
まだ平均寿命の半分ですね羨ましいなあ~~。
よたろうさんのこれまでの形成されてきたいきさつ濃密でまだまだ先が永く
期待しております。
Re:おめでとう
杏さん、ありがとうございます。
おかげさまをもちまして、野原よたろうは8歳になりました。来年1月に40ン回目の誕生日を迎えるのは、さて誰でしょうか(笑)
今でもコゲラを見ると、8年前のあの日、独鈷山の登山道でぼーっと見上げていた時のことを思い出します。
あの頃はホントに山ばかり行ってましたね。記録を見てみると、妙高には11回も登ってるし、虫倉山に至っては何回登ったか分かりません。
数年前腰痛を患って以来、山にはあまり行かなくなりましたが、また鳥見ついでに登ってみたいなと思ってます。
おかげさまをもちまして、野原よたろうは8歳になりました。来年1月に40ン回目の誕生日を迎えるのは、さて誰でしょうか(笑)
今でもコゲラを見ると、8年前のあの日、独鈷山の登山道でぼーっと見上げていた時のことを思い出します。
あの頃はホントに山ばかり行ってましたね。記録を見てみると、妙高には11回も登ってるし、虫倉山に至っては何回登ったか分かりません。
数年前腰痛を患って以来、山にはあまり行かなくなりましたが、また鳥見ついでに登ってみたいなと思ってます。
こんばんは
独鈷山のコゲラには感謝です。そこでコゲラが現れなかったら、よたろうさんとこうしてお話をしているってことはなかったんでしょうから。
いやいや、でも独鈷山でコゲラに会わなくても高社で虫倉で妙高で、運命の?出会いはあったのかもしれませんけど。
自然に関する豊かな知識と深い愛情をお持ちの今の姿からすると、鳥見をしてなかった頃のよたろうさんはちょっと想像がつきません。
いろんな偶然が積み重なって40余年。面白いものですね。お互いこれからも気儘にほっつき歩きましょう。
いやいや、でも独鈷山でコゲラに会わなくても高社で虫倉で妙高で、運命の?出会いはあったのかもしれませんけど。
自然に関する豊かな知識と深い愛情をお持ちの今の姿からすると、鳥見をしてなかった頃のよたろうさんはちょっと想像がつきません。
いろんな偶然が積み重なって40余年。面白いものですね。お互いこれからも気儘にほっつき歩きましょう。
Re:こんばんは
そうですね。あの時コゲラを見てなかったらこうしてインターネットでサイトを運営したりブログをやったりしてなかったかもしれません。
それを思うと……
なんてことしてくれたんだぁ~!(爆)
思えば、鳥見を始めたばかりの頃ってすごかったですよ。高社山ではコルリを山ほど見たり、ムギマキ♂を見てしまったり。
斑尾ではセンダイムシクイ、独鈷山ではイスカの群れ、妙高では目の前でイワヒバリ、ルリビタキ、ウソなど。
今考えれば恐ろしいくらいです。ビギナーズ・ラックっちゅうのはホントにあるんだなぁと思い知らされました。
それやこれやで今に至るわけですが、熱しやすく冷めやすい性格のおいらが今まで鳥見を続けてこれたのも、このビギナーズ・ラックのおかげかもしれません。
花を見たり鳥を見たり。最近ではムシ達もやたらと興味を引きますし。
そして、鳥見花見ムシ見を通じて知り合えた多くの人たち、楽しい仲間。
いやもう感謝感謝です。
それを思うと……
なんてことしてくれたんだぁ~!(爆)
思えば、鳥見を始めたばかりの頃ってすごかったですよ。高社山ではコルリを山ほど見たり、ムギマキ♂を見てしまったり。
斑尾ではセンダイムシクイ、独鈷山ではイスカの群れ、妙高では目の前でイワヒバリ、ルリビタキ、ウソなど。
今考えれば恐ろしいくらいです。ビギナーズ・ラックっちゅうのはホントにあるんだなぁと思い知らされました。
それやこれやで今に至るわけですが、熱しやすく冷めやすい性格のおいらが今まで鳥見を続けてこれたのも、このビギナーズ・ラックのおかげかもしれません。
花を見たり鳥を見たり。最近ではムシ達もやたらと興味を引きますし。
そして、鳥見花見ムシ見を通じて知り合えた多くの人たち、楽しい仲間。
いやもう感謝感謝です。
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